ユウシの作文

それでも 私は 文章をかくんだっ 自分が生きるために!!

不思議

スピッツのアルバム「さざなみCD」を聴きながら、皿を洗い、バザーで買ったコーヒーメーカーでアイスコーヒーを淹れる。
いつでも簡単においしいアイスコーヒーが飲めるなんて。
幸せだなあ、夏。

♪恋のフシギ さらにセットミーフリー
過ぎていったモロモロはもういいよ♪

昨日はキャンパーのキャンプをしてた。
楽しかったな。
遊んでばかり、遊んで、食って、寝るばかり。

近所ではイノシシとオートバイの事故があったらしい。
イノシシが死んで横たわっていた。
オートバイの人は大丈夫だろうか。
イノシシの命、人間の命。
亡骸は、今日、市のゴミ収集課が片付けに来るらしい。

昨夜は色々大変だったみたい。
キャンプスタッフの若い子たち。
でも、大きなことにならなくてよかった。
心配した。

フッ、と頭に浮かぶこと。
いつも同じことを思う。
ただひとつ。
「おれは、いつか死ぬんだな」
おれは死ぬ。きみとおなじ。

楽しい時間も、手軽で美味しいアイスコーヒーも、ありふれた重大な悩み事も、かわいい音楽も。
死を待つまでもなく、いつか失う。
病かもしれない、老いかもしれない。
体が今のように動かなくなったら。
耳が聞こえなくなったら。
味を感じられなくなったら。
その時もおれは幸せだと思い続けられるだろうか。
いつまで幸せで居続けられるのだろうか。
それはつまり、いつまで幸せを感じ続けられるのだろうか。
最長でも、死ぬまで。いつかくる、いつか。
それまではきっと、いつも思う、同じことを。

♪恋のフシギ さらにセットミーフリー
過ぎていったモロモロはもういいよ♪

自由でありたいと思う。
その時点で、もう、自由。
おれは行きたい。
どこかへ。
前に進もうなんて言わない
でも、過去以外のどこかへ
前でも後ろでも右でも左でもナナメに行っても
いつか天の上に、または地の底へ

今に恋してる。
夏に恋してる。
何歳になってもまだ変わらない。
体型が変わっても
生活が変わっても
立場が変わっても
変わらないうちに、旅をする。
心の旅。体の旅。

♪恋のフシギ さらにセットミーフリー
過ぎていったモロモロはもういいよ♪

夏だね。
太陽が光ってる。
プールに入ろう。